イタリア旅行で初めて本格的なカメラを持ち出した経験から、現在のカメラ機材に至るまでの試行錯誤を振り返りながら、旅行カメラの選び方について考えてみます。
1. イタリア旅行で使ったカメラ機材(APS-C)
Canon EOS Kiss X7(ダブルズームキット)
- 初めての本格カメラとして購入
- 軽量で持ち運びやすく、旅行向き
- ダブルズームキットで広角から望遠まで対応
実際に使ってみた感想
✅ 良かった点
- コンパクトで持ち運びが楽
- 操作がシンプルで扱いやすい
- 価格が手頃で、旅行用カメラとして気軽に使えた
- APS-C機なので、望遠側が撮りやすい
❌ 物足りなかった点
- 暗所撮影のノイズ(夜景、星空が厳しかった)
- ダイナミックレンジの狭さ(白飛び・黒つぶれ)
- 広角側が足りず、星空や建物をダイナミックに撮れなかった
- フォーカスポイントの少なさ
旅行で感じたAPS-Cの課題
📌 「旅行には軽さが重要」
→ ずっと持ち歩くので軽い方が楽だったが、画質面ではフルサイズが羨ましかった
📌 「夜景やダイナミックな景色をもっと綺麗に撮りたい」
→ ISOを上げるとノイズが気になる → 高感度耐性の良いカメラが欲しくなった
ここで、いまいち満足できない写真たちを公開!

与論島からの絶景の星空ですが、広角側が足りず星空全体を映しきれていません。空と星のコントラストもいまひとつです。
2. 現在のカメラ機材(フルサイズ & コンパクト)
メイン:Canon EOS 5D Mark IV(フルサイズ)

✅ 圧倒的な画質&高感度耐性
✅ 広角・標準・望遠すべて対応できるレンズシステム
✅ 特に夜景やポートレートでAPS-Cと大きな違いを実感
📷 使用レンズ
- EF 50mm f1.8 STM(軽量でボケを活かせる)
- EF 100mm f2 USM(ポートレートや圧縮効果のある風景に)
- EF 24-105mm F4 IS II(オールラウンドで旅行向き)
- Sigma 14-24mm F2.8 Art(超広角で建築や星空が圧倒的に撮りやすい)
フルサイズ機ならではの写真をいくつか紹介します。

立山室堂平からの1枚。広角になっているので主題の天の川と副題の山の尾根がしっかり写っています。空も黒つぶれせずに星とのコントラストが感じられます。また、山の稜線もくっきりと描写できていますね。

こちらは横浜みなとみらいの夜景です。ノイズが乗ることもなくビルの輪郭をしっかりと写せています。
サブ:RICOH GR III(高級コンパクト)
✅ ポケットに入るAPS-Cセンサー機
✅ スナップ撮影に最適(街歩きで大活躍)
✅ 単焦点だからこそ、構図をしっかり考えるようになった

ふらっと撮影したドイツ・ケルンの夜景(撮ってだし)です。フルサイズには及びませんが、ポケットに入るカメラでここまで撮れたら大満足です。
📌 なぜこの2台に落ち着いたのか?
本格的に撮りたいけど、気軽にも撮りたい!
✅ 「本気で撮るなら 5D Mark IV」 → 圧倒的な画質・ボケ・ダイナミックレンジ
✅ 「軽装で歩きたいなら GR III」 → 小型・高画質・手軽に撮れる
それ以外にも、、、
✅ 「いつもと違う楽しみ方ならフィルムカメラ」(気分を変えたいときに)
✅ 「動画やアクティブ撮影なら GoPro」(海やアクティブ旅行用)
3. 旅行カメラの選び方(APS-C vs フルサイズ vs 高級コンパクト)
📌 どんな人にどのカメラが合う?
- APS-C一眼(Kiss X7など):コスパ良く軽量で、初心者でも扱いやすい
- フルサイズ(5D Mark IV):画質を追求したい人向け
- 高級コンパクト(GR III):軽量・シンプルでスナップ重視の旅行者に最適
- GoPro(HERO10):動画やアクション撮影に強い
📌 結論:「結局、旅行にベストなカメラは?」
→ 旅の目的次第! 「じっくり撮りたいならフルサイズ、手軽に撮るならGR III」
→ 「一眼とコンパクトの2台体制」が最強!
まとめ|旅行カメラ選びはスタイル次第!
📸 旅行カメラ選びで大切なのは、画質・携帯性・使い勝手のバランス!
- 「撮影メインの旅ならフルサイズ」
- 「気軽に旅行を楽しむならGR IIIやAPS-C」
- 「動画やアクションならGoPro」
自分の旅のスタイルに合わせて、最適なカメラを選びましょう!